LEDアクリルトップ+LED指板+真鍮削り出しピックアップマウントの長くて白いギター

2019年2月に製作した13本目の学生作品になります。
CNCルーターを使って製作した7本目のギターです。

ボディーに使う材料はサイズ的にオーダーとなり在学中に仕上げることが困難な状況だったので、急遽もくもくでアメリカンチェリーを調達することになりました。
結構重いですが、必要なサイズの材が確保できただけラッキーとも言えます。

今回は、アクリルトップでLED装飾します。
ヘッドトップも光らせたかったですが、時間もないので見送りです。

出来上がった感想は、「重くて眩しい」です。
GCAの行事でも大村さんが「重い」と連呼していたことが記憶に残っています。

ゆりのマークとサイドに帯の浅い彫りを入れています。

一応、弦を張ったままでピックガードとピックアップカバーを取り外せる設計にしています。
なんでか?って
PGは、色を変えたくなるかもしれないし、PUの真鍮カバーは変色するので磨きたくなるだろうと思ったからです。
ちなみにPGは、アクリルで裏から塗装しているのでお好みのカラーで作れます。マスキング塗装すれば模様や文字も入れられます。

PUマウント自体は、アクリルで作っています。
真鍮で作ると外したくなった時にPUを3個とも外さなくてはいけないのがとても面倒です。
ただ、見た目に寂しいので、真鍮カバーを作りました。

卒業後にサイドの帯にラメ(グリッターって言うのかな?)を入れてみました。

サイドの彫りは、浅くてレジン分散ラメが周りに溢れてしまいました。大失敗です。

LEDの光を思ったよりも綺麗に反射しています。

LEDそのものが眩しすぎで、中のPGやPUが暗いです。
Gecko 3rdでも思ったので白いボデーでやってみましたが、イマイチです。

なんとなく彫りを深くしたらどうなるのか気になったのでもう一枚作ってみました。

裏からになりますが、彫ったままの状態で光らせるとこんな感じです。

しっかりラメを流し込みました。
零には、白で墨入れしてます。

ラメのところの反射が思っていたのと違って良くないです。
またやる時があれば、やり方を考えなくてはいけないです。
写真は撮ってませんが、LEDを消した状態では、きれいと思いました。作った本人が言うのもなんですが。

卒業後のGCA東京の夏のイベントで展示させていただいた時の写真です。