Type Strandberg 真鍮製 ピックガード・裏パネル・ロックナット嵩上げ オーダー

真鍮でロックナット嵩上げ・ピックガード・裏パネルを製作します。


<完成品>

ロックナット嵩上げ
ピックガード
裏パネル

<設計:ロックナット嵩上げ>

ヘッドの輪郭をトレーシングペーパーに鉛筆で写し取ります。

CADでトレースします。

モデリングします。


<設計:ピックガード>

ピックガードは、ボディートップをスキャンします。

オーナー様から頂いたデザインに合わせて設計を始めます。

ザグリや外周をCADでトレースしてゆきます。

ザグリに干渉しないようにピックアップを配置します。

モデリングします。


<設計:裏パネル>

ボディーバックをスキャンをします。

トレースします。

モデリングします。


<試作>

試作の様子

<試作:ロックナット嵩上げ>

先端が少しはみ出しているので、修正します。

指板との繋がりも引っかからないように修正します。


<試作:ピックガード>

透明アクリルは2mm厚で指板のツバだし下の隙間は、1.5mm程度なので、入るように削っています。

ボディーに仮固定して位置を確認します。

使用するパーツも全て(ピックアップ、ポット、レバースイッチ、ネック)取り付けて位置を確認してゆきます。


<試作:裏パネル>

嵌め込みなので外周の調整とビス穴位置の調整で試作を繰り返しています。


<本製作>

真鍮加工に進めます。

真鍮は、表面に細かい筋が入っていますが、今回は、無垢のままお渡しとなります。
表面は、傷防止のため、ブルーの保護フィルムを貼っています。
捲れてしまったところは、黄色のマスキングテープを貼っています。

真鍮加工の様子


<完成:ピックガード>

真鍮1.2mm厚で製作しています。
保護フィルムがめくれて触ってしまいそうなところは。マスキングテープを貼っています。

ボディーに仮固定して確認します。


<完成:裏パネル>

こちらも真鍮1.2mm厚で製作しています。

ビス穴位置を確認します。

ビスも締め込んで確認もします。


<完成:ロックナット嵩上げ>

こちらは、真鍮の2mm厚で製作します。

ヘッドに乗せて確認をします。

ロックナットを乗せて穴の位置を確認します。

(お客様のご了承を得て掲載しております)