Type Jaguar Lefty ボディー オーダー
お客様の設計データからボディーとピックガードを製作します。
<完成品>
材は、アルダー2Aです。


<設計確認>
まずは、加工可能かどうかを確認する為、お客様からFusionの設計データを預ります。
スケッチやフィーチャーを見て、問題がある箇所を洗い出して、お客様に修正をお願いします。
今回は、
・外周のスプラインを接線円弧に修正
・外周Rの繋がりのギャップ修正
・ビス穴の深さを必要最小限に修正
いただきました。
設計が整ったところで、気になる箇所の切削プログラムを作りシミュレートして、加工ができることを確認してから、御見積を作成します。
ご発注をいただけましたので、製作に進めます。


<準備>
加工を行う為に、ランナー・ゲート(仮称)と切削プログラムを作ります。
ランナー・ゲートは、NCルーターの天板に固定する部分で、ボディー材の余分から作ります。
これらは、「デザイン」で作ります。

ランナー・ゲートをモデリングします。

「製造」に切り替えて、製造モデルを作ります。
製造モデルでは、ボディー・ゲート・ランナーを結合して、表面と裏面のプログラム原点を作っています。
そしてこの製造モデルからセットアップを作成します。
セットアップでは、XYZの座標、原点、モデル、ワークなどを設定します。

裏面の切削プログラムを作ります。
作ったら、必ずシミュレーションを行います。

外周を切り出すとストックの不要な部分が、残ったままになって、視界を遮ってしまいます。

ダミープログラムを作って、視界をクリアにします。

シミュレーションを最後まで行います。

次に表面の切削プログラムを作ります。
ストックは、前の設定から取り残し加工を指定します。

シミュレーションを行い、ランナーを切り離すプログラムを作って、加工へ進めます。

<加工>
NCルーターでの加工の様子です。
<アンカー穴調整>
ブリッジのアンカー穴径は、加工中に微調整を行います。
あらかじめパーツを送ってもらいます。

念の為、モデリングしておきます。
<完成>





ハンドドリルでストピン下穴を開けています。



配線or弦アース穴も、ハンドドリルです。


(お客様の了承を得て掲載しております)