レスポール用 ダンエレ アノダイズドピックガード オーダー

2021年10月

レスポール用のダンエレ風ピックガード製作のご依頼です。

材料は、3mm厚のアルミで製作することとなりましたが、CNCルーターのケミカルウッド天板のままでは、切削油が使えないのでこの機会に切削油プールを作ることにします。
ちなみに私は、過去にドライでアルミ加工を失敗しており、次やるときは絶対に切削油を使うと決めていたので、このご依頼がちょうど良いきっかけになりました。

プールは、これでいいのかは疑問ですが、とりあえず進めます。

お客様からイメージをいただいてボディーに合わせてデザイン案を作成します。

PG配置の案

後日、LUCKYSOUND様からカスタマイズされたボディーが届いたので、現物合わせでぴったりになるように透明アクリルで試作して設計修正を行います。

オリジナルの白のピックガードのイメージに近づける為、リクエストで白アルマイト(無着色のアルマイトのこと)で仕上げています。
ポッド用の穴などは、この後で配置を決められるようなのでビス穴だけのPGとなりました。

白アルマイトの拡大です。
外周のエッジは、リクエストで0.5Rを付けています。
ちなみに表面は、材料そのものの状態になります。

試作通りにピッタリになってます。

今回が、アルミ加工とアルマイト処理が初めてでしたので、試しに黒アルマイト処理も行ってみました。
左から未処理、白アルマイト、黒アルマイトです。

黒アルマイトも存在感があります。

黒アルマイトの拡大です。

ちなみにエッジの処理は、白アルマイトが0.5Rで黒アルマイトが0.5Cにしています。
指を軽く当てた感触では、0.5Cは、ちょっと角張った感じが伝わってきますが、0.5Rの方は、引っかかりも感じられず好印象です。

エッジにRをつけたのは、初めてですが勉強になりました。
今回はボールエンドミルで仕上げましたが、今後はインナーRの刃物で行います。


オーナー様より完成写真をいただきました。

(お客様のご了承を得て掲載しております)