ハカランダ 指板加工
2023年2月
ハカランダ指板3枚の加工依頼です。
欠けやシラタを避けて指板を抜く為、それぞれの材の状態を確認します。
材は、それぞれで反りやねじれ方も違うので、一枚一枚表と裏で削る量を変えて一定の厚さに削って一旦面だしします。
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厚みの足りないところ、欠け、シラタを避けて抜くので、CADに材を反映させて、配置します。
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テーブルに材をセットします。
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0869-1-1024x576.jpeg)
指板の輪郭を抜いて、ポジションマークを彫ります。
ポジションマークは、オーナー様が使用するものと同じものを別途購入して、穴径を微調整しています。
この後に、荒削りで指板Rをつけます。
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0870-1024x576.jpeg)
0.5mmのフレット溝を加工して最後に0.3mmピッチで指板Rを整えて仕上げます。
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0888-1024x691.jpeg)
完成です。
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0944-2-1024x609.jpeg)
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0949-1024x576.jpeg)
フレット溝は、サイド非貫通です。
![](https://kinoshitan-mk.com/wp-content/uploads/2023/03/IMG_0937-1024x770.jpeg)
(お客様のご了承を得て掲載しております)